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illust01広島県三原市の名物食材「三原タコ」、「地酒」、「三原おやつ(スイーツ)」。この3つのグルメを総称して、三原食ブランドとして確立するため「幸せの三原ぐるめ」の取り組みを実施しています。  「三原タコ」、「地酒」、「三原おやつ(スイーツ)」がおいしい理由をご紹介します。


 広島県三原市は、南部は瀬戸内海沿岸、北部は世羅・賀茂大地の一部をなす丘陵上の平地が広がっています。海と山に囲まれ、豊かな自然環境という地理的な特徴により三原市では良質な水資源に恵まれ、市内を流れる沼田川により、山間部からの豊かな栄養素が市街地や三原沖に運ばれています。これにより流域の土壌は潤い、沖合の漁場も豊かで良好な環境が整っています。


 小早川氏ゆかりの城下町として栄えた三原市。 特に戦国時代末、小早川隆景が瀬戸内海の海上交通を掌握するために築城した「浮城」三原城は、城下町としての発展の礎となりました。その後明治時代以降は、重化学工業等の進出により企業の城下町としても栄えてきました。 また、古来より近畿と九州を結ぶ旧山陽道(西国街道)、四国や本州を結ぶ海上交通の要衝として発展し、現在はJR山陽新幹線、山陽自動車道、重要港湾尾道糸崎港や広島空港と、陸・海・空の交通ネットワークに恵まれ、瀬戸内の交通拠点としての役割を果たしています。 これにより三原市には多くの人や物が往来し、おもてなしのための料理店や喫茶・製菓店の需要が増え、求められてきた水準が高いものだったと言われています。 以上のような地理的・歴史的な背景により、食を生産・提供する環境や技術に恵まれていたと言えます。豊富な食材の中でも、特に「三原タコ」や「地酒」、「三原おやつ(スイーツ)」の3つのグルメは、近年注目が高まっている素材です。


shiawasegourmetlogo「三原食」の情報発信やキャンペーンの際にはこの名称、ロゴマークを使用します。 名称、ロゴマークは次の理由のとおりです。 ● 三原食=「山と海の恵み」であることを示すもの。 ● 「瀬戸内」という単語により、三原の場所を分かりやすく示すもの。 ● 三原市では以前から、「行くとハッピーになれる街、三原」をコンセプトとしたプロモーションを実施しており、この流れを汲むもの。 ● タコの足が8本(末広がり)であること、お酒が祝い事に欠かせないこと、また「三原おやつさんぽキャンペーン」で実施してきた、「三原おやつ(スイーツ)」でハッピー(幸せ)になれるという発信を継続するもの。 ● 「食」を示す言葉である「グルメ」を「ぐるめ(平仮名表記)」にすることにより、「三原ぐるめ」=「気軽に楽しむことができる、美味しい食」というメッセージを込めている。